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井上ひさし『本の運命』


本の運命 (文春文庫)本の運命 (文春文庫)
(2000/07)
井上 ひさし

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この本がなければ、ぼくがここまで本の虫になることもなかったはず。
そういう意味では、感謝もしているけど、責任とれ!と言いたい気もちもあり。

文庫版で、奥付は2000年7月10日第1刷。
11年前、大学生のときに出あった一冊です。

目次。

第1章「生い立ち、そして父母について」の巻
第2章「戦争は終わったけれど―」の巻
第3章「井上流本の読み方十箇条」の巻
第4章「無謀な二つの誓い」の巻
第5章「三カ月で嫌になった上智大学」の巻
第6章「子供を本好きにするには」の巻
第7章「ついに図書館をつくる」の巻
〈解説〉私流本の読み方/出久根達郎

いちばん影響をうけたのは、第3章「井上流本の読み方十箇条」の巻。
10か条のすべてを実行しているわけではないけど、
ぼくが本を読むときの心がまえというか、基本姿勢にはなっています。

「その一、オッと思ったら赤鉛筆」
新書を読むときにやりますね。
むずかしい専門用語や、おぼえておきたいことばに、どんどん赤を引いていって。
ただ、これをやると、中古書店に売るときにどうなるんでしょう?
まだためしたことはないのですが、受けつけてもらえないかも。

「その二、索引は自分で作る」
ぼくは索引のかわりに付箋をつけています。
気にいった本だと、付箋でいっぱいになって、どこがなんだったか。

「その三、本は手が記憶する」
いちど読んでおくと、あとで読みかえすとき、見たい文章をさがすのに、
だいたいどのあたりに書いてあったか見当がつく、ということ。
のこりのページ数とか、目をおとしたときの活字の位置とか、
そういう感覚を手がおぼえているんですね。

「その四、本はゆっくり読むと、速く読める」
はじめて読む著者の場合によくあるのですが、
その人がどういうことを語る人なのか、どういうことばをつかうのか、
それをはじめのうちにじっくり読んで把握しておきます。
著者の話のすすめかたに慣れてきたら、じきにサクサク読めるようになります。

「その五、目次を睨むべし」
章立てがしっかりしている本だと、これは有効ですね。

「その六、大部な事典はバラバラにしよう」
ムリ。ぜったいどこかになくすにきまってます。自分でわかるもの。

「その七、栞は一本とは限らない」
文庫や新書だと、出版社の栞と、今月の新刊のお知らせミニペーパーがあるので、
それで複数の栞がわりにしますね。
足りなかったらメモ帳をやぶって、ほそながくして入れておくとか。

「その八、個人全集をまとめ読み」
さすがにそこまでの金も余裕もありません。
一冊ぜんぶ入りものだと『ザ・漱石』『ザ・シェークスピア』(ともに第三書館)は
買っているので、いつかじっくり読みこみたいですね。

「その九、ツンドクにも効用がある」
本はいちど別れたら、もう会えない。
「あとで買っておけばいいや」とほっておいた本にかぎって、二度と見つからない。
だから、買いたいとおもった本は買っておけ。
その本は、どうか買ってくださいと自分にうったえているのだから。

ここを読んだばっかりに、いまぼくの部屋は…。
さいわい、まだ床はぬけていませんが。

「その十、戯曲は配役をして読む」
マンガなら、好きな声優さんの声で脳内アフレコして読みますね。

ほんの趣味ていどに本を読んでいたのが、この本に出あってしまってからは、
意識して本をあつめていこう、できるだけ買っておいておこう、という姿勢に。
そうして部屋につみかさねられた本たちについて、
なにごとか書きのこしておこうとおもい、このブログをはじめました。
というわけで、今後ともよろしくお願いします。

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