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EXTREMEDIVES vol.128 feat. 遠藤ミチロウ @音溶


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遠藤ミチロウ、M.J.Q 他

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ライブがあると知ったのは、当日、7月25日の昼すぎ。
ツイッターでRTされてきた、和田ラヂヲさんのツイートからでした。
これはいかねばなるまい!ということで、はじめて音溶へ。
…地図アプリをたよりにさがせど、なかなかみつからず。
道案内してくれた居酒屋の店員さん、ありがとうございました。

ホームページでは、午後6時30分開場、7時00分開演のはずですが、
まてどくらせど、店がオープンする気配がありません。
ドアのむこうからは、リハーサルのようすがきこえてきます。
開演の7時をすぎてもなお。
セッティングのトラブルなのか、なかなかおわりそうにありません。

ぼくと一緒に、外の階段でまっていたのは、
学校の補修がおわってやってきたという、高校1年生の男子。
はなしをきくと、中学生のときから遠藤ミチロウファンだそうな。
親御さんの影響なのでしょうか、なんという筋金入り。

ちなみにぼくはというと、
えー、ごめんなさい。あまりくわしくありません。
ザ・スターリン/遠藤ミチロウの名は、知ってはいましたが、
興味をもちはじめたのは、じつは「プロジェクトFUKUSHIMA!」から。
教授(坂本龍一)→大友良英(『あまちゃん』劇伴)→遠藤ミチロウ、
というながれで知ったことになります。

7時15分、開場。
最初は観客がかぞえるほどしかおらず、
「え、こういうもんなの…?」と不安でしたが、
ミチロウさんの出番は、今回のイベントのトリなので、
そこにあわせて(あるいは仕事おわりで)徐々にふえていきました。

7時40分、開演。
さきに演奏した、3組のミュージシャンについて、かんたんに。

【汚J】

地元松山のミュージシャン。
長身にサングラス、夏らしいすずしげなすがたでギターをかきならす、
その立ちふるまいが、どことなくEGO-WRAPPIN'の森雅樹っぽい感じ。
ギター用のマイクに、ピックをもつ右手がコンコンあたっていたのを、
ご本人は気にしていましたが、パーカッション状態でおもしろかったですよ。

【足袋猫】

高知からやってきた、黒縁メガネが印象的なギター女子。
マイクスタンドをどこにおいても、ハウリングがおこってしまうので、
1曲目の途中から、生声にきりかえていました。
音楽のスタイルは、なんというか、メガネっ娘版ジャックスとでもいうのか。
心なしか、男性客が近くなったような…人数がふえただけ?

【SPACEGRINDER × Hori (a.k.a soma) 】

ギターやシンセを操作し、音楽をつくりあげていくのですが、
いったいどこから曲にはいったのか、判然としない感じです。
環境音だったり、まわりのガヤガヤしたノイズだったりも、
まるでかれらがつくりだす音楽の一部であるかのように。
事前に展開をきめていたのか、それとも完全に即興なのか。

【遠藤ミチロウ】

9時30分、いよいよトリの遠藤ミチロウ!
全身黒ずくめ、頭に黒タオル、そしてギター。
と、ここでもマイクのセッティングがうまくいかず、手間どっています。
見ているこっちがハラハラしてしまって…。

どうにか音を出せる状態になったようで、1曲目をうたいはじめました。
とりあえずはよかったよかったですが、
うたいおわったところで「ゴメンね、変な音で」とポツリ。

以下、自分のiTunesやYouTube、歌詞検索などでしらべて、
セットリストをつくり、それに沿って感想を書いていきます。
ただ、1曲目だけがどうしてもわからず…。
どなたかあの日ライブにきていたかた、おしえていただけましたら。

「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」
というイントロの一言で、「おおお!」とおおきな歓声が。
いくらパンクにうといぼくでも、これは知っていました。

それにしても、みるからにとても年季のはいったファンばかり。
スーツすがたのぼくは、あきらかにういているというか、
よその業界からコッソリしのびこんだスパイのような気分です。

「こないだNHKのドラマで、スターリンの曲が使われてて。
 おかしいっていうか、NHKアホだよね(笑)」

3月に放送された、女川さいがいFMについてのドラマ『ラジオ』。
そのなかで、主人公がザ・スターリンの「負け犬」を、
じぶんのCDからラジオにながす、というシーンがあったのです。
NHKトークは、さらにつぎのMCでも。

「キョンキョンのドラマ、いいよね〜。
 40すぎたキョンキョンっていいよね〜。
 キョンキョンが東北弁でしゃべってるから、オレも東北弁で歌おう」

そうか、ミチロウさんも『あまちゃん』のファンなのか。
というながれでうたったのは、全編福島弁で10代お断りな内容の曲。
あとでしらべたら、どうやら「オデッセイ・1985・SEX」らしいのですが、
福島弁といい、ギター1本の歌といい、かなり印象がちがいました。

「オレの生まれは福島ですけど、
 誇りを持てっていっても、放射能まみれですから…」

2011年に、プロジェクトFUKUSHIMA!のサイトで配信された「原発ブルース」。
きのうのNHKスペシャル「“旧警戒区域”はいま」でもあったように、
福島原発事故は、2年4か月がすぎたいまもなお、現在進行中なのだと、
この曲をきくと、あらためて思い知らされます。

「限りある限り」の途中で、ギターの弦がきれてしまい、
ステージ上で弦のはりかえをするミチロウさん。
「なにか訊いて」
観客との話は、いつしか愛媛のラーメン談義に。

観客「ラーメンに練乳入れてる店があるんですよ」
観客「えー、そんなのないって」
観客「隠し味に入れてるんで、前面には出してないみたいです」
ミチロウ「ホントに?ツイッターに書いちゃうよ?」

その後、練乳ラーメンを食べたのかはわかりませんが、
松山のまえに行った八幡浜では、名物のチャンポンを食べたみたいです。

ラーメン話につづいては、
「リクエスト!」の声にこたえて、観客から曲のタイトルがつぎつぎと。
「天プラ!」ってのも曲名だったのですね。
が、あれこれ曲名がでても、「ムリだなー」「絶対ムリ」と、
リクエストコーナーの体をなしてないような…。

で、演奏されたのは「ロマンチスト」。
吐き気がするほどロマンチックだぜ!
つづけて、ボブ・ディランのカバー「天国の扉」。
サビでは観客も大合唱。これは涙腺にくるなあ…。

アンコールでは、ミチロウさんのすぐとなりで、
前述のあの高校生が、うちわでミチロウさんをあおぐという展開に。
ミチロウさんも「高校生ー!」とノリノリ。

終演後、店の外に出ると、
階段のうえにミチロウさんがすわっていて、
物販CDにサインをしてくれるとのこと。
その場で、1983年のライブ盤『絶望大快楽』を購入し、
サインとともに、ツーショットで写真まで撮ってもらいました。

話したいことがたくさんあったはずなのですが、
人間本気で感動すると、なかなかことばがでてこないもので…。
ありきたりのことしか言えなかったような気がします。

というわけで、イベントがおわったのは11時ごろ。
4時間ちかくも会場にいたのですが、気がつけばあっという間。
すばらしいライブでした。ありがとうございました。


【セットリスト】

1. (不明)
2. JUST LIKE A BOY
3. お母さん いい加減あなたの顔は忘れてしまいました
4. 負け犬
5. カノン
6. オデッセイ・1985・SEX
7. 原発ブルース
8. Mr. ボージャングル
9. オレのまわりは
10. 限りある限り
11. 解剖室
12. ロマンチスト
13. 天国の扉
14. 先天性労働者
15. ワルシャワの幻想
16. 仰げば尊し
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