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とり・みき『とりったー』


とりったー (リュウコミックス)とりったー (リュウコミックス)
(2011/07/30)
とり・みき

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コミックリュウでの連載開始が2010年12月号だから、11月ごろからでしたっけ。
そのころはまだツイッターをやっていなくて、完全にのりおくれ。
なもんで「ほうほうツイッターとはこういうものか」と、予習のつもりで読んでました。

本作は、ツイッターアカウント「@toritter_post」が出すお題について、
読者が体験談をツイートし、それを作者がマンガ化するという構成です。

ぼくがツイッターをはじめたのは、2010年12月下旬からなのですが、
つかいはじめのころは、生活のなかにどうとりこむか勝手がわからず、
数日のあいだ、ほったらかしたままつぶやかないこともありました。

そうこうしているうちに、3.11震災。
以降、あれやこれやで、すっかり『とりったー』への投稿のことは忘却の彼方へ。
1回くらい投稿しておくべきだったかなあ。残念。

「お題:Twitter」
ツイッターをやっていてびっくりしたこと。
そりゃあ、なんといっても、ツイッターでこの単行本の感想を書いたら、
とりさん本人にリプライをいただいたことです。



videobird とり・みき/TORI MIKI
極端な物が同居するマンガです。RT @shbttsy74 『とりったー』見開きで描かれた、
ツイッター上で流れる情報、デマ、嘆き、怒り、不安…の洪水。ただ見るしか、
圧倒されるしかなかったあの日を表現した2ページ。
ちなみに自分も右足親指のつけ根に、小学生時に刺さった鉛筆の芯が。
8月2日




なるほど、こういうことがあるのがツイッターのおもしろさですね。
読み手と書き手が瞬時にコミュニケーションできる、このはやさ。

「お題:妖怪のっぴょっぴょ」
語源がわかれば、どんな妖怪か想像できるかも。
あるいは、「のっぺらぼう」がなまって…とか?

「お題:妖怪&UMA体験」
みなさん不思議な体験をされているんですねえ。
ぼくは幸か不幸か、いままで霊感なるものがはたらいたことがまったくなくて。
はしりつかれて、目のまえがまっ白になったことは…あ、ちがいますか。

「都条例」
創5・6月号に、「ギャグマンガ家として表現規制について敢えて言う」と題し、
とりさんが寄稿されています。
ギャグマンガ家としての禁をやぶっての発言、おもくうけとめたいとおもいました。

「お題:イタイ話」
読むだけでもう、あああ☆$@¥◎#%!!(声にならない絶叫)
ことさらおどろおどろしくせず、淡々と描写するのがまた効果倍増で。
ちなみに前述ツイートで書いた鉛筆の芯、いまものこっています。
とりだそうとすればできるんでしょうけど、とくに支障もないのでほったらかし。

「東日本大震災」
インタビューにもあるとおり、
おそらく、もっともはやく今回の震災について描いたマンガです。
ぼくの感想は、前述ツイートに書いたとおり。

(p133)
あそこだけ他の回とノリが違うけど、
ツイッターを扱っているマンガである以上は描かざるをえなかったし、
あのときはああいう描き方しかできなかった。
何かわかったようなことや常套句を書くのがためらわれたのです。


(p134)
くだらないことも言う“べき”だ、なんて強く主張したくもない。
この時期、実際に僕はこんなことをつぶやいていた、という記録です。
それに対して怒る人も、救われましたという人も、両方いると思います。
どっちが正しいというマンガではないんです。


数年後、この震災のことをおもいかえすとき、
この作品が重要な資料のひとつとしてあげられるのではないでしょうか。
たった10数ページだけど、それだけの価値があるとおもいます。

あとは、とりったー再開を祈念して。
こんどこそは参加したいとおもいます。

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