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GQ JAPAN 10月号「YMO 進化するレジェンド」


GQ JAPAN (ジーキュー ジャパン) 2011年 10月号 [雑誌]GQ JAPAN (ジーキュー ジャパン) 2011年 10月号 [雑誌]
(2011/08/24)
不明

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これはファッション雑誌なんですか?
なにせ、はじめて買うので勝手がわからなくて。
この手の雑誌は、ぼくには縁のないものとおもっていました。

それがなぜ今回買ったのか…。
表紙を見れば一目瞭然ですね。
60前後でこんなになかよしこよしなおじいちゃんたちが、ほかにいましょうか。

そんなわけで、ひさしぶりにYMO3人そろってのインタビュー。
のっけから『SOLID STATE SURVIVOR』ジャケの再現とは!
赤い人民服から、黒のスーツに。
すっかり髪の毛もヒゲも白くなりました。

で、ページをめくると…鼻メガネ!?
オシャレな雑誌にこういうギャグをいれるあたりが、さすがYMO。
そういえば先日のNHK収録では、老人すがたの写真をアップしてましたっけ。

6月のアメリカ公演について。

細野「僕の『灰色の段階』なんていうライヴでやったことのない曲をリクエストしてくれたり。あれには驚いた」
高橋「僕の目の前では若いアメリカ人のカップルが大喜びで踊ってたり。みんなどの曲をやっても喜んでくれる」
坂本「そう。僕もちょっと熱気に乗せられて踊っちゃったぐらい(笑)」


アメリカでは31年ぶりのコンサート。
熱狂的にむかえられたさまが、YouTubeの映像でも確認できました。

21世紀にはいってからの3人は、
Human Audio Sponge → HASYMO → イエロー・マジック・オーケストラと、
名前も、演奏スタイルも、つぎつぎに変化させていきました。

細野「3人とも同時期にそうなったと思うんだけど、名前がどうでもよくなったんだよね(笑)それまでは真剣に考えていたよね」
高橋「うん。あと、YMOの昔の曲はやりたくないとかね」
坂本「それが、いや、べつにやってもいいんじゃないの、と自然に変わってきたんですよね」


こだわりをわすれていくこと。
かつてのピリピリした緊張感のあるYMOをもとめるひとにとっては、
あるいは拍子ぬけかもしれません。
ぼくも、1981年ウィンター・ライヴのただならぬ雰囲気がだいすきです。

でも、いま3人で、じつにたのしそうに演奏しているさまを見ていると、
こちらもなんだかニコニコしてくるというか、満ちたりてくるというか。
ああ、こんなオトナになりたいなあ、とおもわせてくれるのです。

高橋「意外と、バスで回るようなツアーのほうがYMOのワールドツアーも可能性があるんじゃないかとも思うな」
細野「うん、それ、ちょっとだけやってみたいね」
坂本「え、本当?(笑)」
高橋「数カ所ね」
細野「ちょっとだけ」
坂本「だんだんトーンダウンしてる(笑)」


のんびりバスの旅をたのしみながらの世界ツアー、いいですね!
じゃあ道中のUST中継は、平野隊長におねがいするということで。

2011年4月20日。
細野さんは、自身のレーベル・デイジーワールドのイベントで、
教授は、ニューヨークで開催された3.11チャリティコンサートで、
おなじ、チャーリー・チャップリンの「Smile」を演奏しました。

どちらもUST中継で見て、そのシンクロにおどろきました。
ふたりによると、まったくの偶然で、なんの相談もしていなかったそうです。

高橋「でもそれは、あの曲に対する思い、つまりは日常でありたいっていう思いが共通していたってことだと思うんですよ。人生で何が大切かって、日常生活ほど大事なものはないと、3.11でみんな気づいたと思うんですよ。僕にとってもそれは昔から最大のテーマだったから、同じ夜にこのふたりがあの曲を演奏するというのは、驚きだったけど、同時にとても気持ちがよく分かる出来事だったんです」
坂本「うん。今いちばん何を訴えたいかというと日常を返してくれということなんだよね」
細野「まさにそれ。まだまだまったく戻ってこないんだ、日常」


このあと、じぶんのおもいを切々とかたりだす幸宏さん。
復興・再生へのおもいをこめた、YMOの新曲「FIRE BIRD/火の鳥」。
幸宏さんから教授に、新曲をつくろうとメールを出したのが、きっかけだそうです。

YMOインタビューのあとは、kizunaworld.orgの紹介記事。
平野友康さんのインタビューも掲載されています。
さらに「デジタル時代のアーティストサバイバル術」特集で、
『未来型サバイバル音楽論』のマキジイ=牧村憲一さんのインタビューも。
ガッツリ読みごたえのある特集になっています。

平野「ある想いに賛同した人たちが集まり始めている。これは既存のレーベルとは少し違う形です。未来の”ソーシャルレーベル”のようなものの元になるかもしれません」

牧村「従来の音楽産業は数の美学でした。しかし3.11以降、いっそう”深さ”を考えています」


数の大小にこだわらず、濃い音楽体験を。
LOVE度」の高い音楽を。
YMOもまた、そうした音楽をつくりだすひとたちだとおもいます。

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