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SuperHeavy『SuperHeavy』


スーパーヘヴィスーパーヘヴィ
(2011/09/21)
スーパーヘヴィ

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とうとう「本ではないもの」を出してしまいました。
それだけこの作品がすばらしかった、ということです。

2011年デビューの新バンド、スーパーヘヴィ。
どんなメンバーかは、シングル「Miracle Worker」PVをごらんください。

説明不要のミック・ジャガー。
元ユーリズミックスのギタリスト、デイヴ・ステュワート。
UKのソウルシンガー、ジョス・ストーン。
ボブ・マーリーの末っ子DJ、ダミアン・マーリー。
『スラムドッグ・ミリオネア』の音楽を手がけたA.R.ラフマーン。

これだけ濃い5人があつまって、はたしてまとまるのかともおもいましたが、
これがまとまっているんです。
シングルで見せたレゲエあり、
ラフマーンによるサンスクリット、インド要素あり。
一枚のアルバムのなかに、一曲のなかであっても、
つぎからつぎへとあたらしい要素が顔を出し、あきさせません。

そう、このバンドは決して、ミックのワンマン・バンドなどではないのです。
5人がそれぞれもっている技をこれでもかと披露し、からみあい、
ぶつかってしまうことなく、キレイに整理され、とても聴きやすい。
ときにはジョスが主役になり、ときにはダミアンが、ラフマーンが、と、
たがいにイーブンの関係というのか、バランスのいいバンドです。

接着剤役になったのがデイヴ・ステュワートだそうですが、いいしごとをしてます。
さらに、クレジットを見ると「Mastered by Ted Jensen at Sterling Sound」。
おお、テッド・ジェンセン!それはいい音になるはずです。

音づくりについては、もっと専門的なことをかたれるひとがほかにいるはずなので、
せっかく国内盤を買ったこともあり、歌詞に目をむけてみます。
ぼくの印象にのこった歌詞を、ざっとあげてみましょう。

「Satyameva Jayathe」

晩飯にありつくために嘘をついたり
BMWに乗るためにでたらめを言ったりするのはご免だぜ

イカサマ野郎に行ってやれ
勝つのは真実だって


「I Can't Take It No More」

神聖にして深遠な政治家どもよ
対立する側にいたときは
こんな約束をしてたよな
ああしますって誓ったよな
あんたら みんな魔法使いみたいに聞こえるぜ

やってらんない 限界だ
もうごまかせないぜ


「World Keeps Turning」

あなたはどんなふうに感じますか?
わたしたちの赤ちゃんたちが
お金のためだけに死んでいくのを見て
これが現実
あなたの話を最後まで聞きたい
真実に対するあなたの意見を


かれらは、日本にいるぼくたちのために、うたってくれているのでしょうか。
それは錯覚だと、
すぐれた音楽につきものの、じぶんのためだけにつくられたという勘ちがいだと、
それはわかっているのですが、
それでもそうおもってしまうのです。おもいたくなるのです。

ツイッターやブログでは、なるたけ煽情的な、
はげしいことばはさけているつもりですが、
「ああ、おもいきりさけんでやりたい!」とおもうことはあります。
そうしたおもいをくみとってくれる音楽をこそ、ぼくはききたいとおもってきました。

5人のつくった音楽は、まさにそういうものでした。
たまたまいまのきもちに、偶然かさなっただけかもしれない。
曲をかいた当人には、それほどのおもいはないのかもしれない。
それでも、誤解もふくめてでも、いまきくべき音楽だとおもいました。

歌詞はわからないし興味ない、というひとも、機会があればぜひ。
ストーンズとはまったくちがう音にのせてうたうミックがいます。
一度きりでおわらせるのはもったいない。ぜひ続編を期待したいですね。

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