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『「テクノ歌謡」ディスクガイド』


「テクノ歌謡」ディスクガイド「テクノ歌謡」ディスクガイド
(2008/11/28)
ユービック「テクノ歌謡」研究チーム

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けさの「みんなのうた」50周年記念フェスティバルに、坂本龍一教授がコメント出演。
アレンジを担当した、1981年「コンピューターおばあちゃん」について。

「ドラムは高橋幸宏に頼んでいる。ドラム以外は全部自分で。
 小さい子はジャンプする幅が小さいので、テンポが早くなる。
 YMOの前にピンク・レディーが流行っていたが、全部テンポが早い。
 子供が簡単に、身体を動かしやすいアレンジにした」


…え、ドラムが幸宏さん?
てっきりぜんぶの楽器を教授が演奏していたとおもっていたのですが。
でも本人がいうならまちがいはないだろうし…。
でもツイッターでは「教授のドラムっぽい」というリプをいくつかもらったし…。

とりあえずヒントをもとめて、テクノ歌謡についてまとめた本書を読んでみました。
「コンピューターおばあちゃん」については、2ページをつかって特集しています。

曲のクレジットは、歌:酒井司優子。
東京放送児童合唱団のメンバー。
作詞・作曲:伊藤良一。
NHK主催の作曲コンテスト番組「あなたのメロディー」入賞者です。
そして、補作曲・編曲:坂本龍一。
うーん、これだけか。演奏者については記述がありませんでした。

ちなみに、ライター・澤田大輔氏によるこの曲の解説。

(p114)
「ライディーン」風の〈チッチキ〉ビートや、
シンフォニックなアンサンブルなどを取り入れ、
教授らしいロマンティックなテクノ歌謡に仕立て上げた。
そして最大のポイントとなったのが、
原曲ではメロディーが与えられていた部分をモノローグへと変換したこと。
これによって歌詞に込められた〈ポジティブな未来観〉が浮き彫りになり、
原曲にはない感動を呼び起こしている。

モノローグというのは、2番がおわったあとのセリフ、
「ずっといつまでも長生きしてください 夢の宇宙旅行 きっとできる日がくる」
の部分でしょう。
ここでテンポがおちて、より印象的にきこえるようになっています。

この曲が「みんなのうた」でながれていた1981年といえば、
YMOが『BGM』(3月)、『テクノデリック』(11月)という、
くらく、おもく、実験的な、ある種の到達点ともいえる傑作2枚を発表した年です。
冬の「ウィンター・ライヴ」で、尋常ならざる演奏をカマしていた教授が、
おなじ時期に、これほどポジティブな楽曲をものしていたとは…あらためて驚愕。

本書は「コンピューター〜」のみならず、
YMOが活動開始した1978年ごろの歌謡曲から、
2008年までの「Perfume」や「初音ミク」、ゼロ年代のアニソンにいたるまで、
30年間にわたるテクノ歌謡の名盤をカタログしたものです。
鈴木慶一、小西康陽らのインタビューもあり、かなり読みごたえがあります。

名曲・名盤は星の数ほど紹介されているのですが、
私的に近年のものでおもしろかったのは、
ロマンポルシェ。のベスト盤『もう少しまじめにやっておくべきだった』でしょうか。

じつは「男は橋を使わない」のもとになった番組を見てはおりませんで。
木村紺『からん』3巻で、掟ポルシェに激似のキャラが出てきたのがきっかけでした。
本命は2枚目の説教CD。これですよこれ。つーかテクノ関係ないし!
いずれ『ロマンポルシェ。の独占!オトコの120分』も見なきゃならんのでしょうか。

なにはともあれ。
だれか「コンピューター〜」のドラムの謎を解明してくれるかた、募集ちう!

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