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服部禎男『「放射能は怖い」のウソー親子で考える放射能Q&A』


「放射能は怖い」のウソ 親子で考える放射能Q&A「放射能は怖い」のウソ 親子で考える放射能Q&A
(2011/08/26)
服部 禎男

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書店の原発関連コーナーで、原発に対して反対・疑問視する本たちのなかに、
この本が1冊ポツンとおかれてありました。
いっぽうのがわからしか情報をいれないのは、たしかによろしくなかろうと、
ひとまず買ってみました。

著者は、中部電力出身の、電力中央研究所元名誉特別顧問。
電中研は、日本最大の民間シンクタンクで、電力会社の合同出資で運営とのこと。

全130ページたらず、平易な会話形式で書かれており、短時間で読めます。
質問と、それに対する著者のこたえを、ざっとまとめてみます。
こたえをみじかくしていますが、本文では数値などいれて説明しています。

Q:福島原発からもれた放射能が怖いです。
A:一時的な被曝で最大1mSv/時程度。500mSv以下なら発ガンしない。
  まったく心配するにいたりません。


Q:年間にするとどれくらい放射能を浴びると危険なんですか?
A:人間のDNAは1日に細胞あたり100万件の修復活動を行っている。
  年間にいくら浴びるかという考えじたいがナンセンス。


Q:福島原発の周辺の住民には避難指示が出てるけど、どこまでが危ないんですか?
A:今の放射線の数値なら、原発の近くで仕事をしていても危なくない。
  20km圏内の避難区域もナンセンス。一日も早く安全宣言を出すべき。


Q:原発の放射能を浴びた農産物や海産物、畜産物を食べても大丈夫なんですか?
A:今回の数値は人体にまったく影響がない。食べても大丈夫。水を飲んでも大丈夫。
  放射能の汚染水が海水に流れているけど、問題ないレベル。


Q:乳幼児や子供は放射能に敏感だと聞いたので子供が心配です。
A:まったく心配いらない。
  日本人はもともとヨウ素をたくさん持っているので、甲状腺ガンの心配もない。

Q:原発は危険なんですか?
A:事故の数や犠牲者の数でいえば火力発電のほうがよほど危険。
  地熱発電も、硫酸や一酸化炭素など恐ろしいガスがたくさん出る。

Q:プルトニウムって怖いんですよね?
A:怖くもなんともない。
  ほとんど化学反応を起こさないから体に入っても摂取できず、毒にもならない。

よかったねプルトくん、こわくないって!
じゃあどうしてプルトくんがこわいとおもわれているんだろう。

(p118〜119)
そう思わせたい人たちがいるんだね。
なんでもいいからとにかく放射能を怖がらせ、そして原発を怖がらせたい人が。

怖がらせることでお金儲けをしている人もいるし、
それを政治的に利用してる人もいる。
一番大きいのは、原子力発電が広まることで損をするグループの存在。
いろんな背景が電力の裏には潜んでいるんだよ。
これは怖い話になるからここまでにしておこうね。


お金儲け…ふーん。政治的に利用…へえー。電力の裏…ほおー。
まさか電力会社のインサイドのひとからいわれるとはおもわなかったなあ。

こういう本って、賛否両論のおおきな議論になりそうなんですが、
ざっとネットを検索してみても、あまり話題にはなっていないような。
ぼくが買ったのは8月発売の第1刷だったし、あまり売れてない?

こたえの内容については、さまざまな意見があるでしょう。
ただ一点、本書のなかでおおきくうなづけたのがこのことばでした。

(p68〜69)
科学者が感情や置かれた立場などで、正しいことを言えなくなるなんておかしいでしょ。
事実がそうであるならばハッキリと正しいことを言うべきだね。

正しいことを怖がらずに言う、それだけなんだよ。


文章の大意は、「少量の放射能は体にいい」ことを堂々と主張することなのですが、
上記のことばについては、まさにそのとおりだとおもいます。
それぞれが「正しい」とおもうことはちがっているでしょうが、
おおやけの場でまっこうから主張をぶつけあうこと。
くれぐれも「ころび公◯」とかそういうワナをはることなしに、ね。

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