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SIGHT vol.49「私たちは、原発を止めるには日本を変えなければならないと思っています。」②


SIGHT (サイト) 2011年 11月号 [雑誌]SIGHT (サイト) 2011年 11月号 [雑誌]
(2011/09/30)
不明

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前言撤回。
「2回にわけて」と書きましたが、3回にさせてください。
きょうは講演会×2とニコ生の番組とを実況+まとめてまして、
くわえてSIGHTの文章もいろいろ充実しておもしろいし。
というわけで、前回のつづきです。

〈司法と原発〉和田光弘

柏崎刈羽原発設置許可処分取消訴訟の、原告側弁護団のひとりです。
30年ちかくもたたかいつづけてきたとは…。

(p81〜82)
たとえば、配管がステンレスで、ひび割れが生じると。
「応力腐食割れ」っていうんですけれども、それが生じれば、
当然、放射性物質を閉じ込める機能が失われますよね。
で、その応力腐食割れが起きる原因は、未解明で。
電力会社側は、その対策として、
割れが起きにくい材質を開発しているとか言うんですけれど、
実際に、そういう応力腐食割れの事故が各地の原発で起きていて、
この原発でも起きる可能性があるから、
その対策を立てられない以上は原発を作ってはいけない、ということを
我々は言うわけです。
すると、国は、それに対して、応力腐食割れっていうのは、本来、
基本設計または基本設計方針に許可を出すのとは、関係ないことなんだと。
そこでどういう材質の金属を使って、
どういう力学の下で配管を設置するかということは、
将来、実際に原発ができ上がっていくときに、はじめて決まることであって。
そのときに、ひび割れが起きない材質を使って、
割れが起きない設置のしかたをすればいい、それだけで足りるんだ、
と言うわけですよ。


(p87)
たぶん、自分たち(国側代理人、引用者注)の論理の中では、
もともとグランドデザインの設置許可処分取消の裁判をやってるだけだから、
でき上がった原発にどういう攻撃があろうが、関係ないと。
津波がどんな形で原発を襲おうが、彼らには関係ないんですよ。

無責任、自分のせいじゃない、という体制。
この話は、つぎのインタビューにもつながる内容です。

〈企業と原発〉田中三彦

福島第一原発4号機の原子炉圧力容器の設計にたずさわった、もと設計者。
10月9日に松山市で講演会をするそうなので、お話をきいてこようかと。

(p101)
結局、企業では、責任感の喪失というのがある。
問題が起きても、最終的には、やれと言った企業の長の責任であろうと。
そういう気持ちがあるから、
悪いとは知りながら、自分の責任について深く考えない。
それが会社の中にいる人たちの大きな行動基準じゃないかと思います。
僕もそれに従ったということですね。


(p103)
原発から20km、30kmという距離の人たちは、
危険だけ背負って、電源三法による金銭的恩恵を受けない。
そういう地域の反対運動のニュースというのは、やはり目に入ってきますよね。
たとえば、自分が設計した原子炉圧力容器が、海を運ばれて輸送されてくるときに、
地元の人たちが反対運動をしている。
そういうニュースを読んだり見たりしながら、僕らはどう思っていたかというと、
「こんなに一生懸命やっているんだから、ごちゃごちゃ文句を言うなよ」と(笑)。
本当にどうしようもないな、と思ったことはありますね。
やっぱり、技術的なことがわからないから反対するんだろうという、
傲慢な気持ちがありましたね。


原子力ムラの、まさにそのなかにいたひとの発言ですから、とても生々しい。
「そんなことが!?」とおどろくはなしが、ほかにもたくさんあります。

ということで、つづきはまた次回に。
つぎで最後に…なるといいな、なんて。

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