スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

唐沢なをき『新・電脳なをさん』


新・電脳なをさん (1)新・電脳なをさん (1)
(2004/03)
唐沢 なをき

商品詳細を見る

(p9)
ー平成◯年、
液晶iMacの売れゆき不信をきっかけとして
世間の人々のアップルへの迫害はますます強まった。
その3年後、
ついに絶滅寸前まで追いこまれていた愛好者たちを
政府は特別天然記念物として保護することを決定。
マックユーザー救済事業として
東北の◯◯村沖合に面積約1万327平方メートルの「出島」を建設。
全国のマックユーザーを移住させた。
それから10年、
彼らは隔離され、日本国民から忘れられた存在となっていた。


のっけからなんのこっちゃとおもわれるでしょうが、
いちおうギャグマンガです。
週刊アスキーに連載されている2ページのマンガで、
アップル、Macintoshの動向をネタにしてえがかれています。
かつ、さまざまなマンガ家の画風を完コピの域でパロディにしていて、これがすごい。

冒頭のはなしは、掲載が2002年7月30日号。
この年の8月に、Mac OS X v10.2(Jaguar)がリリースされます。
iPod、iPhone、iPadで世界を蹂躙しているいまからはかんがえられませんが、
当時のマックユーザーの心境は、おおよそこういうものだったのでしょうか。

9年前のぼくは、まだ大学にいました。
そのときのぼくがもっていたのは、パソコンではなくワープロ。
卒業論文も修士論文も、このワープロですべて書いていたのでした。

パソコンといえば、大学の情報処理教室にズラッとならんでいるもので。
もちろん「窓」のほうでした。
2002年だから、たしか「窓2000」だったはず。

パソコンといえば「窓」だとすりこまれていた当時のぼくには、
アップルとかMacintoshとかいう単語は、まったく縁どおいものでした。
ましてスティーブ・ジョブズなる人物のことを知るはずもなく、
マックユーザーのおかれた不憫な状況など、想像の埒外にありました。

(p62)
われわれMacを使う者たちは近年ますます肩身のせまい思いをしております
調子にのったヤツラはでかい面をさらにでかくして
すきあらばわれらのアップルをくいつぶそうとねらっておるのだ!
そして近年ヤツラのわれわれに対するいやがらせは目に余ります
秋葉原の路上で因縁をつけられて殺される数多くのMacユーザーたち!!


(p33)
すべてのパソコンをMacに!!
よそでMac以外のパソコンを見たらサイズを測っておくことを忘れずに。
それをもとにパーツを切り出し、「Macの皮」をつくるのです。
スキをみてそれらを貼りつけていけば
日本中にどんどんどんどんMacが増殖していくのです。
おともだちにもよろこばれることうけあい!!
さあ全国のMacユーザーよ立ちあがれ!
日本をMacにしてしまえ!!


どんだけうらみつらみがたまっていたんだろう、作者…。
その後のアップルの、ジョブズの大逆転劇は、ひろく知られるところ。
数年前までMacのマの字も知らなかったぼくが、
いまこうしてiMacでブログを書いているくらいです。

新体制となったアップルは、はたしてどういう展開を見せていくのか。
『電脳なをさん』のパロディネタは、まだつきることがないのか。
もろもろふくめて、これからも見つづけていこうとおもいます。

スポンサーサイト

トラックバック一覧

コメント一覧

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。