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ミュージック・マガジン 11月号


MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2011年 11月号 [雑誌]MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2011年 11月号 [雑誌]
(2011/10/20)
不明

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かんたんに感想を。

【特集 斉藤和義】

「歩いて帰ろう」「ずっと好きだった」くらいしか知らなかったのですが、
4月以降、このひとの曲はしょっちゅう耳にしました。
その曲、「ずっとウソだった」について。

(p34)
「あれは3月中盤ぐらいに一人で録ってたんだけど。
 空しさもあるし原発事故に対しても東電に対しても怒りまくってたし、
 そんなことすら歌っちゃいけないような空気にヘコんでたり。
 それまではミュージシャンでロックだ何だ言ってるのに、
 そういう歌の一つも歌えないのかって、そういうことにヘコんでたり。
 もうどうにでもなれみたいな感じだったんですよね。
 子供に何を食わしたらいいんだとか、
 もう東京も住めないじゃないかとか日本もどうなるのかとかね。
 特に子供のことですよね。どうしたらいいんだって」


(p35)
「反応だどうだってことより、
 そこでミュージシャンとして何もしなかったら、
 そっちの自分にヘコむなあと思ってたので。
 まあ大丈夫でしょと思って作ったんですけど」


本人もキヨシローからの影響を公言しているように、
このひとも、いかりをユーモアでつつみこんで表現できるひとなのですね。
ひとびとのおもいを代弁した、おみごと!な曲です。
新譜ではまた原発問題に言及した曲があるそうで。きいてみようかしら。

【ザ・ビートニクス(高橋幸宏+鈴木慶一)】

社会が不安定になるとうごきだすユニット、10年ぶりの新作。
3.11にまつわるはなしもあるのですが、
興味ぶかかったのは、幸宏さんのボーカル・ディレクションのはなし。

(p55)
「昔は、僕は歌のレコーディングには相当時間をかけていた。
 でも、今はむしろ、そういうことはコンピュータで修正できるから、
 それよりも、その人の “らしい” 感じを重点的にディレクションする。
 そうすると、レコーディングにかかる時間もすごく少なくなる」(高橋)
「つまり、テクノロジーを駆使した方が、その人らしさが出てくる時代になっている。
 それに、 “俺の歌い方って実際どうなんだろう?” って思うときに、
 幸宏はいいところをピックアップしてくれるんだ」(鈴木)


ぜんぶ完璧なうたいかたで録音する必要は、かならずしもないと。
録ったうたをきりばりすることに、抵抗感のある歌手もすくなくないでしょうが、
作品としてよりよいものにするため、より合理的な方法をえらぶのだと。
ムリに矯正することで、うたい手の個性がきえてしまっては、元も子もないですね。

新作『LAST TRAIN TO EXITOWN』では、デモテープなるものが存在せず、
ふたりがスタジオでつくる音を、つぎつぎにあてはめつくりあげていったそうです。
たがいに影響をあたえあい、あたらしい音楽がうまれていくことが、すばらしい。

【坂本真綾】

新曲「Buddy」、過去にない疾走感あふれるトラックです。
演奏に参加したのは、School Food Punishment というバンド。

(p63)
「彼らの作る音楽は概念としてはたぶんデータなんですよね。
 素材として生の楽器も音も使うけれど、その素材を画面上で管理しながら、
 エフェクトをかけたり細部までコントロールしていくことがとても重要で」

「でもどんな場合でも、私は自分の本来の声質を大事にしたいと思っているので、
 ヴォーカルの質感に関してはなるべく素に近い感じにして。
 この声に合わせた音作りをということで、
 ミックスも話し合いを重ねながら進めていきました」


デジタルのバンドに、アナログな歌手。
こういうくみあわせもまた、化学変化をうんでおもしろくなります。
音楽のつくりかたには、これが絶対の正解というものはなくて、
それぞれにあった方法論があるのだなと、いろんな作品をきいておもいます。

【アルバム・ピックアップ】

ジョー・ヘンリー、ふれてこなかったけど、いずれきかなきゃいけないのかな。
「ジョーがプロデュースしたディランのアルバムを聴いてみたい」同感!
でもって、ディラン親子が参加の、ハンク・ウィリアムス未発表新曲集が来週に。
いいメンツがそろってます。これは買いですね。

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