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『The Lost Notebooks Of Hank Williams』


ザ・ロスト・ノートブックス・オブ・ハンク・ウィリアムスザ・ロスト・ノートブックス・オブ・ハンク・ウィリアムス
(2011/10/26)
オムニバス

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1950年代に活躍し、29歳のわかさでなくなったカントリー歌手、
ハンク・ウィリアムス。
かれがのこしていた遺作詞集に、現在のミュージシャンたちがメロディをつけて、
未発表作品集として、またトリビュートアルバムとして発表されました。

このプロジェクトを先頭にたってすすめたのが、ボブ・ディラン。
ディランのルーツといえば、ウディ・ガスリーが有名ですが、
ハンク・ウィリアムスにもまた、影響をうけていると本人が公言しています。
『ボブ・ディラン自伝』より。

(p60)
わたしの宇宙を支配するのはウディ・ガスリーだったが、
その前はハンク・ウィリアムスが好きだった。
ただし、最初は彼をソングライターではなくシンガーだと思っていた。


iTunesでハンク・ウィリアムスの曲を試聴してみましたが、
なるほど、あまくていいこえですね。
カントリーミュージックで、かならずその名をきく存在ですが、
いままで曲をきいたことはありませんでした。

かれのなにが、名だたるミュージシャンたちをひきつけるのか。
アルバムのライナーノーツより(翻訳は菅野ヘッケル氏)。

(p4)
多くの聞き手がハンク・ウィリアムスをヒーローとしたのは、
男たちがまだ戦争の影響下にあり、感情を表に出さず、
何があっても動じずに自信たっぷりに対処するのをよしとする風潮があったときに、
非常につらい感情をことばで表現したからだった。
男たるもの、悲しみにうちひしがれたり、
心の葛藤に苦しんだりすべきではないとされた時代だった。
倫理的な葛藤や孤独な夜について、口にするべきではなかった。
ハンクは、だれもが経験する心の苦しみを受けいれることができずにいた者たちに
声を与えた。
それがゆえに、聞き手はハンクを愛した。


おわってしまった愛のつらさ、わかれた女性へのうらみつらみ、といううたは、
そのころは、アメリカ音楽の主流には、ありえなかったということでしょうか。
このあたりの時代背景や、流行歌、いまものこるクラシック・ナンバーなど、
まだまだ勉強しないといけないことがおおくあります。

はじめの4曲だけ、かんたんに感想を。

1. You've Been Lonesome, Too / Alan Jackson

てっきり50年代録音のリマスターかと。
ああ、まさにカントリーというこえとサウンドです。

2. The Love That Faded / Bob Dylan

ワルツのリズムにのって、例によってあのこえでうたいます。
いつかブートレグシリーズに収録されるのでしょうか。

3. How Many Times Have You Broken My Heart? / Norah Jones

こちらもアコギ主体のワルツ。
あいかわらず、とてもつやのあるすばらしいこえをしています。

4. You Know That I Know / Jack White

てっきりホワイト・ストライプスみたいに、ゴリゴリしたアレンジかとおもったら、
びっくりするほどにストレートなカントリーなおとでした。

このあとも、Jakob Dylan、Sheryl Crowなどが登場します。
気にいったのは、Levon Helm(もとザ・バンド)の「You'll Through Fooling Me」。
うたいだしからして、かまやつひろし「どうにかなるさ」をおもわせます。
鈴木カツ氏の解説にもあったように、日本の音楽シーンにも影響をあたえたのですね。

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