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樹るう『パンむすめ』


パンむすめ (まんがタイムコミックス)パンむすめ (まんがタイムコミックス)
(2011/11/07)
樹 るう

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よんでいると、おもわずせすじがピンとのびるマンガ、というのがあります。
おもに、はたらいているキャラクターのさまをみて、
「こっちもシャンとしなきゃな」というきもちになるものです。

いまぼくの本棚にあるものでいえば、
『ARIA』『本屋の森のあかり』『みそララ』などがそれにあたります。
どれも、はたらく女性にスポットをあてたものですが、
(こういうのがぼくのタイプなのかな〜と、ふとおもったりして)
本作も、その系譜につらなる作品です。

オビ裏より。

パン大好き店長ちはる(19歳)とパン職人のなっちゃん(21歳)が
二人っきりでオープンしたパン屋さん「こぐまベーカリー」。
「おいしいパンを食べてほしい!」と毎日全力で小麦粉と格闘中♡
焼き立ての香りに誘われてさまざまなお客が訪れます。


何百万円もの改装費用ローンをかかえての船出は、せすじがこおるおもいですが、
開業するひとというのは、そういうリスクをつねにせおっているものなのですね。
よりリアルに、そのあたりの金銭面のことをしりたいときは、
実話をマンガ化した『おいしいパンを召しあがれ!』がおすすめです。

さて「こぐまベーカリー」のふたりは、ただたのしくパンをやくだけじゃなく、
さらにあたらしいしごとを展開していこうともするし、
生産力をあげようと、馬車馬のごとくはたらきづめにもなります。
その結果、ミスを連発しテンパったふたりのもとに、
ちはるのおじ…もとい、なぞのヒーロー・こぐマンがあらわれ、作業をたすけます。

(p81)
「おバカさん達 頑張ればいいってもんじゃないのがわかったかい?」
「若さに驕らず 体力や身の丈に合った経営をすることだ!
 目的地は逃げやしないよ♡ じゃあね!」
ぐきっ
(←コシをやっちゃったおと)

さらに、「こぐまベーカリー」常連のおばあさんいわく、

(p87)
「2人も人の力を借りられる所は借りるといいわよ
 これからいろんなお仕事に関わるでしょうからね」
「でも こういう助言って ガムシャラにやりすぎて自爆した後じゃないと
 素直に聞けないのよね〜☆」


このあたり、おなじ日に購入した『みそララ』5巻でも、にたようなはなしがあります。
ある程度ちからをつけてきて、じぶんのちからで案件をなんとかしようとして、
キャパシティをこえてしまって、立ち往生…という。
ほかのひとのちからをかりることで、じぶんのキャパのせまさにきづくのもおなじ。

でも、最初からうまく他者をつかって、なんでもうまくいくことは、まれですよね。
おばあさんのいうように、自力でつっぱしって、かべにぶつからないとわからない。
それは、はたけはちがえど、はたらくという経験をしたからわかることでもあります。

(p98)
「好きな事してると しんどくても 止まらないよね〜」

ぼくには、しごとのうえで、そこまでのめりこめるものがあるだろうか。
イヤ、それは正確じゃないな。
ぼくがいまのめりこんでいることが、しごとにならないだろうか。
じぶんのありかたをみつめなおさせる、かるくておもい一冊になりました。

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