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Ryuichi Sakamoto Trio: Europe 2011 Live at Conservatorio sala verdi / Milan (Italy)


Ryuichi Sakamoto Trio World Tour 1996~Complete Version [DVD]Ryuichi Sakamoto Trio World Tour 1996~Complete Version [DVD]
(2003/11/26)
坂本龍一

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今回の教授のヨーロッパツアーも、これまでとおなじように、
全講演(回線がもつかぎり)USTREAM中継されています。
ただ、時差のために、日本での中継時刻は早朝の4時〜5時。
しごとなどの都合で、これまでは数日間限定のアーカイブをみていたのですが、
このミラノ講演でようやく、ライブ鑑賞となりました。

あさの4時半にめざましをセット、どうにかおきられたのはいいのですが、
ねぼけまなこでおきだしたからか、スネを家具に強打。
ひっくりかえるほどの激痛でしたが、しっかり目がさめたのでよしとしましょう。

さて、本番です。
くらやみのなか、黒い衣装に白いあたまの教授が登場。

01. improvisation
02. fukushima #01


内部奏法による即興から、かきおろしの新曲へ。
おもく、つらい、それでも希望をもとめる曲。

03. nostalgia

2009年『out of noise』収録のこの曲から、トリオ編成。
チェロは、過去の教授作品・ツアーでおなじみのJaques Morelenbaum。
バイオリンは、オーディションでえらばれたJudy Kang。

04. aria for oppenheimer

1999年のオペラ『LIFE』からの抜粋。
原曲では、マンハッタン計画を主導した「原爆の父」物理学者オッペンハイマーの、
テレビインタビュー映像が引用されています。
「我は死なり。世界の破壊者なり」

05. still life in A

『out of noise』収録曲ですが、調をかえているようです。

06. bibo no aozora

1995年『SMOOCHY』収録。
もともとは教授ボーカルのアップテンポな曲調だったのですが、
翌年の『1996』でピアノトリオ編成になり、2004年『/04』では同編成で再録。
2010年には、大貫妙子さんとの共作『UTAU』でもとりあげています。

07. seven samurai - end theme

2004年『CHASM』収録。PS2ソフト「Seven Samurai 20XX」のテーマ曲。
篳篥・尺八・二胡・古筝をとりいれた曲で、HASでもライブ演奏あり。
アジアの古楽器から西洋楽器にかわると、また印象がちがってきこえますね。

08. kizuna

ここから教授ソロ。

2011年作品。
もとは、ヴァレリオ・ベッルーティ展のためのかきおろし曲だったのですが、
東日本大震災のあとに発足した「kizunaworld.org」の曲として、
寄付をすることによって、音楽・映像ファイルをダウンロードできます。

09. solitude

2007年作品。
市川準監督『トニー滝谷』サントラの一曲。
かねてよりライブでききたかった曲だったので、うれしさもひとしお。

10. sweet revenge

ふたたびトリオ編成。
1994年『sweet revenge』タイトル曲。

映画『リトル・ブッダ』のテーマ曲をつくっていた教授、
ベルナルド・ベルトルッチ監督から「かなしい曲を」とのリクエストをうけて、
この曲を提案したところ、監督の「かなしすぎる。救いがない」でボツに。
「救いなんてきいてねーぞ!」とブチギレした教授の「あまい復讐」の曲。

ぼくがはじめてかった教授のソロ作品が、このアルバムだったこともあり、
個人的におもいいれのふかい一曲です。

11. merry christmas mr. lawrence

いわずもがなの名曲。
1983年、大島渚監督『戦場のメリークリスマス』のテーマ。
どの会場でも、イントロがなった瞬間におおきな拍手がおこります。

12. the last emperor
13. rain


1987年、ベルナルド・ベルトルッチ監督『ラスト・エンペラー』から2曲。
壮大なオーケストラ版よりも、こちらのアレンジをよくききます。
MCで、メンバー2人の紹介。

14. m.a.y. in the backyard

1984年『音楽図鑑』収録ですが、1996年『1996』でトリオ編成にリアレンジ。
このアレンジのほうが、教授の意図した表現になっているようですね。
うらにわをかけまわる3びきのねこたち。タイムラインはねこまつり状態。

15. 1919

『1996』唯一のかきおろし曲。
ライブになると、さらにスピードアップ。
そして中盤の、Jaquesのチェロと教授のピアノとの、鬼気せまる一騎討ち。
てにあせにぎる緊張感と、疾走するクライマックスをへて、本編終了。

アンコール。
MCでは、三池崇史監督『一命』レコーディング初日が3.11だったこと、
復興支援に、世界中からてをさしのべられていることへの感謝、
そして、国民投票で脱原発をきめたイタリアに敬意を表しました。

おりしもこの公演の直前に、ベルルスコーニ首相が辞意を表明。
「あたらしいイタリアの船出を祝して!」
会場から、ひときわおおきな拍手がおこりました。

このときのぼくのツイート。
「だれが言ったんだったかな、脱原発で日独伊三国同盟。
 そのかけはしをいま、政治家じゃなくて教授がつくってる」


16. ichimei / harakiri - death of a samurai - endroll

2011年、映画『一命』テーマ曲。映画もぜひ。
いったん退場するも、ダブルアンコール。

17. parolibre

1986年『未来派野郎』収録。
これもいまでは、ピアノ編成バージョンのほうが、なじみぶかいですね。
「aqua」とならんで、ライブをしめくくる印象の曲。
これで終了…かとおもいきや、まさかのトリプルアンコール。

18. prelude - for Kaori Muraji

ギタリスト、村治佳織の新作『プレリュード』への提供曲。
村治さん、いま撓骨神経麻痺とのこと。ご快癒をおいのりいたします。

ツアーもおりかえし地点をすぎ、アンサンブルがさらにみがきあげられています。
新顔Judyのバイオリンも、ますます存在感をまし、おもしろくなってきました。
さらに、公演によってアレンジがつぎつぎと変化していく、教授のピアノ演奏。
どれか1回をみれば満足、ではなく、みつづけるたのしみが、たしかにあります。
ほそい回線をつないで配信していただいている、教授のマネージャーさんに感謝です。

のこり公演もあとわずか。
はやねはやおきして、なるたけライブでみられるようにしたいなあ。


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