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中沢新一・波多野一郎『イカの哲学』


イカの哲学 (集英社新書 0430)イカの哲学 (集英社新書 0430)
(2008/02/15)
中沢 新一、波多野 一郎 他

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人類諸君!
日々海洋を汚染しつづけ、おなじ種族同士で戦争をくりかえす、愚かな人類諸君!
もはや貴様らにこの地球を支配する権利はないでゲソ!
地球はわれわれイカのものになるのでゲソ!

ふっふっふ、恐怖のあまり声もでないゲソか?
…え?「海の家も支配できないのに、アホなことをぬかすな」?
しっ、失礼じゃなイカ!
たかが人類ごときがイカに説教など、無礼きわまりないでゲソ!

それにだ、われわれのほうが支配種としてふさわしいという根拠もあるのでゲソ。
この文献を見るでゲソ!
その名も『イカの哲学』。
イカのすばらしさをあらわした、すばらしい名著でゲソ。

もともとは、哲学者の波多野一郎なる人間が1965年に書いた本でゲソが、
部数がちょっとしか出なかったので、あまり知られていなかったのでゲソ。
その本を、学生時代から注目していた中沢新一なる人間がとりあげ、
解説をくわえてあらたに出版したというわけでゲソ。

本の主役は、スタンフォード大学に留学している、藤野大助という青年でゲソ。
授業料をかせぐために、夏休みに魚河岸でアルバイトをしているゲソ。
おお、海の上ではたらいているわたしと、よく似ているではなイカ。

(p36)
魚河岸に到着するとすぐ、トラックの積荷のイカをおろしにかかり、
そして、氷で冷やした真水の入っている大きな水槽をいくつか用意しておいて、
それにイカを漬けることをはじめます。

(p37)
大助君は丈夫な柄のついた手網で水槽の中のイカをすくい上げて、
そして、それをコンベアーの上に載せてやらなければなりません。


なっ、なんということをするでゲソか!
わが同胞たちをつかまえて人間のエサにするなんて、ひどいじゃなイカ!
おのれ、かくなるうえはこの触手で…とおもったら、この人間、こんなことをかんがえていたゲソ。

(p54)
もし彼等、イカ達が人間共にしゃべることができたら、何というだろう?
そうしたら、こういい出すんじゃないかナー。
「おい!!大助君!!どうして俺達を不注意にも床に落したりなんかして、
 俺達を差別待遇するのかね?
 俺達が死んだのも立派な商品となるためなんだ。
 そして、俺達は人間様の食卓の立派なお皿の上にのっかって、
 立派なステーキになるために死んだのだ。
 俺達の存在を無視しないでくれよ、俺達を忘れないでくれ!」


ステーキになんてなりたくないでゲソ!
ま、まあしかし、われわれの声に耳をかたむけようとするその姿勢はほめてやるでゲソ。
イカの話をきかず、一方的に網をかけてわれわれをつかまえるなど、
虐殺行為そのものではなイカ?
いや、われわれから見ればこれは、まさにおぬしらがやっている「戦争」なのでゲソ。
おぬしらがわれわれの話をちゃんときけば、むやみやたらに戦争する気などなくなるはずでゲソ。

(p60)
彼等動物たちが生きているときの実存をすぐ忘れるので、
われわれは平気で動物を食べ得るのだ。
そうすると、われわれの世界の戦争というのもお互い同士の実存についての相互理解の欠如から
起るのにちがいないのだ。


(p61)
そうだよ!!
大切なことは実存を知り、且つ、感じるということだ。
たとえ、それが一疋のイカの如くつまらぬ存在であろうとも、
その小さきものの実存を感知するということが大事なことなのだ。
この事を発展させると、
遠い距離にある異国に住む人の実存を知覚するという道に達するに相違ないのだ。


つまらぬ存在だなんて、あんまりじゃなイカ!
それはともかく、われわれイカの声をきくことが、すなわち世界平和への道だということが、
これでわかったんじゃなイカ?
相手のことを知らない、知ろうとしないから、すぐ戦争になってしまうのでゲソ。

近視眼的に見るのでなく、もっと大きな視野で見てみるでゲソ。
解説で中沢新一は、われわれイカの眼球が複雑なつくりであることに着目して、
こういっているでゲソ。

(p72)
イカという生物は自分のためにではなく、自分を包み込んでいる、
自分よりも大きな存在のために、地球の観察を続けているバイオカメラなのだ、
と考えたくなるほどである。

(p75)
イカの中では、脳をこえた知性が働いていて、
その知性は地球的な規模の自然のネットワークにつながっているために、
めったなことでは間違いをしでかさないのだ。


デヘヘヘ…そんなにほめられるとテレるでゲソ。
人間のなかにも、なかなか見どころのあるヤツがいるじゃなイカ。

もっとくわしくわれわれイカのことが知りたければ、この本をじっくり読むがいいでゲソ。
さあ人類諸君、これでわれわれがおぬしたちより上位の存在であることがわかったんじゃなイカ?
おとなしくわれわれに、この地球の支配権をゆずるでゲソ。
イヤだというなら…え?「イカスミ焼きそば3つ」?
うう…た、ただいまおもちしますでゲソ…。

ちなみにブログ主は、元ネタのマンガもDVDももってないそうでゲソ。
テキトーな知識だけで書くなんて、あんまりじゃなイカ!

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