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フィナンシャル・ジャパン 1月号『けいおん!―いま社会が求める理想でリアルな「日常」』


Financial JAPAN (フィナンシャル ジャパン) 2012年 01月号 [雑誌]Financial JAPAN (フィナンシャル ジャパン) 2012年 01月号 [雑誌]
(2011/11/21)
不明

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ついにこういう雑誌にまでのるようになったか、と。
表紙の「田原総一朗」の字のとなりに、唯+ギー太ですからねえ。
とはいえ、バックナンバーの表紙をみると、
コンボイ(CGのほう)、カネゴン、草薙素子少佐…ああ、そうなのか。

ひとつ問題なのは、ぼくが『けいおん!』本編をまだみていないこと。
正確にいうと、ニコ動でのMADはみているけど、ちゃんとしたかたちでは、まだ。
(ぼくのなかでは、りっちゃんは機械より正確+頭髪が心配な超絶テクドラマーです)

なので、この雑誌の購読者層であろう、まだ『けいおん!』をみたことがない、
でも、はやりもの、カネのにおいがするものはおさえておきたい、
そういう社会人になったつもりで、よんでみます。

(p80)
男性アニメファンが好むとされる “萌え要素” がなかなか徹底して排除されている。
女性の目から見た「かわいい」作品に仕上げたことが、
アニメファン以外からも支持された要因といえるだろう。
日ごろあまりアニメを見ないであろう、
登場人物たちと同世代の現役女子中高生からも大きな共感を得たということが、
本作の特徴を物語っている。


あ、そうなんですか。
「アニメファン以外」もみていたとは、しりませんでした。
そういえば、掲示板でメンバーの誕生日を部屋でひとりでいわう写真だったり、
ニコ動MADでコメントをしていく濃いマニアだったり、そういうのしかみてないなあ。

視野がせまいと、よのなかでそれがどううけいれられているか、みえなくなりますね。
気をつけます。

(p82)
企業は『けいおん!』のどこに魅力を感じているのだろうか。
ルミネエスト店営業部の黒川雄一氏は『けいおん!』の魅力について、
「ストーリーや設定されている世界観に限定的な方向性・主張を持たないことで、
 男女を問わず幅広い世代から強力な支持を得られている。
 また高校の部活という世界に描かれる “日常” が
 消費者の実体験と重なりやすいことで、
 タイアップ系企画(商品・イベント)と高い親和性がある」と話す。


ルミネでは、対象商品5000円以上購入でノベルティグッズ進呈。
京阪電気鉄道では、ラッピング電車。
ローソンでは、無洗米滋賀県産コシヒカリ(パッケージに唯「ごはんはおかず」)。
…ふと、小室哲哉さんの「消しゴム理論」をおもいだしました。

なるほどとおもったのは、森川嘉一郎氏のコメント。
アニメにくわしいひとには常識なのでしょうが、歴史をしるということで。

(p89)
アニメのメインターゲットが、
茶の間で親と一緒に見てオモチャを親にねだる子どもたちから、
自分の部屋で見て自分のポケットマネーでレーザーディスクを購入する
マニア的な青年層にシフトした。
その結果、わざわさ放映に高いお金がかかるゴールデンタイムの枠で
放映する必要性が薄くなり、どんどん深夜に移り始めた。
それと同時に、玩具の宣伝番組から、
ビデオやレーザーディスクの宣伝番組に変質したわけです。

『エヴァ』以降、
「わざわざビデオを買うようなファンに向けて作るとしたらどういう作り方になるか」
という命題がテレビアニメのコンセプトになりました。
それは、オモチャを売ることに最適化された、
旧来の魔法少女ものやロボットものとは違う方向性を模索させることになります。
その過程で浮上してきた路線の一つの、手法の洗練の到達点として、
『けいおん!』が出てきたのではないかと思うんです。


これを補完するのが、TBS中山佳久プロデューサーの発言。

(p84)
ストーリーだけがよくても、
パッケージ販売のレンタルは動くけどセルスルー(セル)が動かないということが
よくあるんです。
TBSも、アニメシリーズの制作ではビデオメーカーなどと製作委員会を組み、
パッケージの売り上げで制作費を回収するスキームをとっているので、
やはりセルは重要なんです。

オリジナルはやりたいと思いますよ。
ただかなり労力、時間が必要になりますし、
かけたお金を回収できるかも問題になります。
多くの企業に出資してもらって製作委員会を組んでいるため、
投資回収も問題になる。
ですから当てる確率をより高めていかなければならないのです。


すでにあるマンガやラノベの人気にのっかって企画をうごかすのでなく、
まったくのゼロからつくりあげていくオリジナルアニメ企画。
そこにかかる費用は、想像するしかありませんが、かなりのものなのでしょう。
もっともそれは、テレビアニメにかぎらず、ドラマや日本映画全般についても…。

製作委員会には、セルをうるための、なにかしらのデータがあるのでしょうか。
たとえば、おっぱいをここまでみせればこれだけうりあげがのびる、とか。
「もっとゆらさないとうれないんだよ!」とか、あるんですかねえ。妄想ですが。

ともあれ、みていないものにたいして、あれこれ批評するのはナシなので、
いずれちゃんとみなきゃいけないな、とはおもっています。
なにぶん、まとまった時間をとるのが、いまなかなかできないので…。
いっそ『らき☆すた』みたいに、ニコ生で一挙放送してくれないかな、なんて。

アニメそのものよりも、それにまつわるビジネス面に目をむけた、
こういう特集はちょっと新鮮でした。
さて、これをみたビジネスマンのどれだけが、『けいおん!』をみるでしょうか。
あるいは「どうせただのブームだろ」できりすてるのか。
来月の映画、客層を観察してくれば、なにかみえてくるかもしれませんね。

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